Well to Wheel の話し

2019年3月19日

地球温暖化を語る時、ガソリン車と電気自動車の比較の話しが良くでます。
世の中はエコにうるさい…
一方で原子力発電は危険だから止めろと言う。
そして化石燃料を燃やして電気を作る。
その電気で走ってる車はエコだと言う……

 

ちょっと待て、本当にエコなのか?
原発を動かした方がいいんじゃない?

エンジンの事を考えるようになって、今更ガソリン車を開発してもなぁ…と思いつつも、
どの程度 頑張れば電気自動車に対抗できるのか気になって、色々な情報を読み、日々
開発と並行してエネルギーの事を色々と勉強して来ました。

そして 分かって来たのは、今の電気自動車はちっともエコじゃ無いって事。
もちろん将来的には全てを自然エネルギーで賄い、走ってる車の全てが電気自動車になれば
そりゃいいなぁとは思います。

でも 現状を考えると どんなに頑張っても、技術革新のスピードが上がっても、後20年
ぐらいはかかるんじゃ無いのかなと……
一番の問題は、電気自動車の生産じゃ無くて、発電所の整備とガソリンスタンドに変わる
充電インフラの整備、そして肥大化する電気容量を伝送する電力網の整備、家庭で充電が
出来るようになるとしても家庭の何割かはメーター交換が必要になるかも。

車の方は割と早く量産出来るかも知れないなぁと思うけど、環境整備には時間がかかるなぁ
と思います。

Well to Wheel で考えた時
1リットルで100km走る車を作りたい

なので、それまではどうする?
俺の考えは、例えつなぎの期間だとしても、よりエネルギー効率の良いエンジン開発は決して
無駄にならないんじゃ無いかな、ほんの少しかも知れないけど、開発する意味は充分あるだろう
そして新しい技術開発はきっと何かに使えて無駄にはならんだろうと思いたい。

 

燃料タンクにガソリンが入っている状態で、走行した時にどれだけCO2 を排出するのかを
Tank to Wheelといいます。
EVであれば、充電されている状態から走行した時には排出されるCO2を考えると、ガソリン
車はEVには当然かないません。

が、しかし

油田から原油を採掘し、それをガソリンに精製する過程でもCO2は排出されます。

この油田から走行に至るまでの全ての過程で排出されるCO2を考える事をWell to Wheelと
言います。

EVはどこから電気を持ってくる?

もちろん、発電所で発電して電気を作り、それをEVに充電してるわけですから、
Well to Wheelで考えれば、EVと言えどもかなりの量のCO2を排出しています。

グラフは資源エネルギー庁が出しているデータを元に、ざっくりと分かりやすくグラフ化
したものです。
これを見ると、ガソリン車はEVの2倍のCO2を排出しています。

ガソリン車が30%エネルギー効率が良くなってハイブリッド化すれば、もう
EVと同等の環境性能と言えます。

30%.....
近くて遠い30%!

私達は新開発のエンジンで従来よりも30%の高率UPを目指します!!!

 

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