昨日、広報担当ヒロ君からギヤの試作品が出来たと連絡がありました。
4月22日午後から、3Dプリンターで出力したギヤの試作品を受け取りに行きます。
とても楽しみです。
3Dソフトウェア上では、ちゃんと歯が噛み合って回転する事を確認したとの事。
でも実際に見てみないと.....待ち遠しいです。
仕組みを思いついてから、早4年...最初の試作品は、東急ハンズで材料を買って
手作りで丸い歯車(..のイメージ模型)を作るところから始まりました。
こんなの 2014年11月
これだけ見ても、いったい何が出来るのか不明だと思われます...これを見た友人達からは、星図版とか時計とかいろいろな答えを頂きましたが、
やっと正解をお披露目できます。
答えは、新開発の組み合わせ歯車、SwirlGearです。
小歯車×1 円周の半分の赤い部分に歯が付きます。 外歯車
大歯車×1 同じく円周の内側半分に歯が付きます。 内歯車
中歯車A×1 円周の内側1/4に歯が付きます。内歯車 小歯車と中歯車Aの赤い部分は同じ長さです。
中歯車B×1 円周の外側3/4に歯が付きます。外歯車 大歯車と中歯車Bの赤い部分が同じ長さです。
上記の小歯車と大歯車はくっついていて一体となって回転します。
中歯車AとBもくっついていた一体となって回転します。
この小・大歯車のセットと組み合わせる中歯車ABセットが噛み合って回転する時
入力側歯車セットが等速で回転する時、
対になっている中歯車ABセットは1/4低速で回転し3/4高速で回転します。
小歯車は、中歯車の下に隠れていて見えませんが、中歯車Aの内側と噛み合っています。
さらに、この出力側歯車の先にFANローターを接続します。
当然、このFANローターは1/4低速で回転し3/4高速で回転します。
このFANローターが2個組み合わされば、FANローターの間が縮小・拡大を
繰り返す事になります。
これがFANローターエンジンになる予定です。
3Dプリンターによる出力模型はその第1歩。
手作り試作品から早4年.....時間をかけ過ぎですね(^^;
この稚拙な手作り試作品から、やっとまともな物が出来上がると思うと感無量です。
この先の予定ですが、
出来上がった歯車部品に軸を通し実際に回転させたいと思ってます。
その為には軸と軸受け、FANローターを格納するハウジング部分など
まだまだ部品製作が続きます。
それらが揃ったら入力側にモーターか何かを接続して、実際に回転しながら
FANが閉じたり広がったりする様子をビデオ撮影する予定です。
それが出来たらプラモデル化して、工作オモチャとして発売しようかなぁ
...などと考えています。
実際にエンジン模型まで辿り着くのは今年中に出来るでしょうか?
まぁ焦らず、楽しみながらやりたいと思ってます。
もっともっと、一緒に開発製作に参加してくれる方も集めたいと思ってますし
開発・制作費用も集めたいなぁと思っています。
どんどん広報していきますので是非一緒に楽しみたい方は参加して下さい。
もちろん参加費は無料です!
技術やアイディアが無くても関係ありません。
必要なのは遊び心だけ!
メールでもTwitterでなんでもメッセージして下さい!
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