Facebookで、Mechanical education というグループに入っているのですが、
今日、メールをチェックしたら、新しい投稿があったようで、その中に、非常に興味を惹くものが
アップされています。
これです!
Herringbone gears !!!
ちょっとわかりずらいですが、歯の中心がずれていってます。
開発中のSwirlGear、FANローターエンジンに使えるんじゃ...
動画が無いのが残念です。
明日、SwirlGearの3Dプリンターで出力したものが納品されて
くるのですが、実は今の段階で解決していない問題点が残っていました。
それは、Swirl歯車とは..その4で、話していた、
滑らかに加速・減速させる為にどうすれば良いかって問題です。
そして、
「高速回転は無理ですが、変速する所は、理論通り再現出来ている」
と連絡は受けていました。
手作り模型を作っている時から、問題点には気づいていましたし、
途中で速度切り替わる瞬間に大きな負荷がかかるので、そのままでは
スムーズに回転させる事は出来ないだろうとは思ってました。
しかし!
この Herringbone gears は、外歯車2つが噛み合っており、私達が開発を目指しているものとは
形状も組み合わせ方も違うのですが、回転の途中に力点が軸方向に
移動するという点では、考え方は同じで非常に興味をそそる歯車です。
通常の Herringbone gears は、歯車の力点が中心から動く事はありません。
しかし、今日 投稿された歯車は、中心がずれている!
私達が開発中の歯車も、歯山の形状を、その中心を下図のように回転するに従ってずらしたい!
ほんとは、もっとこう..何と言うか力点がずれていく部分を加速に合わせて滑らかに
こんな感じでしょうか、次はこれを3Dプリンターで出力しようと思います。
まずは、明日 出力部品が仕上がってくるのを楽しみに待ちましょう!
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