素人が3Dプリンターで「モノつくり」をしたい場合

2019年3月19日

こんにちは、広報担当&ギア担当のヒロです!

ようやく、Swirlギアの3D化がパソコンソフト上ですが、完成しました。3Dプリンターで制作中なので、4月中頃に弊社のギアの写真や動画をUP出来そうです。

ただ、ここまで来るのに色々と問題や困難な事が沢山ありました。私は理系ではありますが、「物つくり」はさっぽりの素人です。

あまりに大変で、無知だと時間が掛かるなと感じたので、素人が3Dプリンターを使って「モノつくり」を行う場合の注意点や個人的な感想をまとめてみました。(いやー、ほんと頭の中の物をゼロから形にするって大変でした。汗)

ただ結果として、素人でも3Dプリンターがあれば、とりあえずは「頭の中のアイディアを形に出来る」という大原則は経験できました。 もし、あなたも3Dプリンターなどで「物つくり」をする場合はアイディアを形に出来ると信じて頑張って頂きたいと思います。

まずはアイディアを相手に伝える為に具現化する。

具現化する方法として紙粘土で手作りでもいいのですが、限界があります。

その理由は「細かなパーツのサイズ感が全く分からないから」という事になります。

ちょっと、このアイディアを見て下さい。

弊社のSwirl Gearの設計図です。

見る人が見れば、すぐに3D化できますが、僕にはその知識がありませんでした。 また、例え精巧な粘土作品が出来ても、ホントに回るの?という疑問が出てきます。

また、サイズ感を変えて試作品を作る場合も作業がとても大変です。

そこで、この問題を解決する方法として絶対に必要な物が…

「3Dでの設計図」であるCADデータ(キャドデータ)を手に入れないと始まらない。

相手に伝える為にも、自分がいくつかの試作品を作るにしても3Dソフトでの設計は必須になります。

この3Dの立体データの事をCADと言いますが、このデータさえあれば、3Dプリンターでの出力や、微調整、全体のバランス感や、構造耐久計算までしてくれます。(ギアの様に力が掛かる部分が壊れにくい設計が出来ます)

もちろん、パソコン上で角度を変えて見る事もできます。↓

透かして見る事も出来ます。↓

色も簡単に変えられます。↓

つまり、CADデータがあれば紙粘土で作るよりも、圧倒的に早く正確なモデルを手に入れる事が出来ます。

※粘土のモデルをクレイモデルといいます。クレイモデルでしか出来ない事もありますが、今回は省略させて頂きます。

CADデータを手に入れる方法

CADデータの必要性は理解して頂けたと思いますが、では素人がどうやってそのデータを手にいれればいいのか?を説明します。

その方法は大きく分けると、3つの方法になります。

・個人で3Dソフトを使って作成

フリーソフトのfusion360がおススメです。30日間の無償使用があるので、挑戦してみるのもいいと思います。ただし、簡単な3Dデータ作成ならいいのですが、複雑になると、30日間では不足すると思います。また、この手のソフトの使い方が分からない場合も当然あると思います。

そこで、以下は有料で多少お金はかかりますが、確実にCADデータを手にいれる方法になります。

・ワーキングスペースで指導を受けながら作成

札幌には3Ⅾプリンターやレーザーカッター、UVプリンターなどを使用出来る会社、SHAREがあります。3Ⅾプリンターを使用するだけではなく、ソフトの使い方も教えてくれるので、まずは基本を学びソフトに慣れながら、目的のCADデータを作ってみる事が一番ハードルが低いと思います。

検索方法としては、「3Dプリンター 地域名 ワーキングスペース」で簡単に検索できます。

ちなみに、SHAREの3Dプリンタートレーニングのリンクを張っておきますが、2019年4月より、もっと本格的なトレーニングが受けられるそうです。

・完全外部委託

この方法はお金に余裕があればおススメします。再作してほしいものの詳細を伝えればそれをCADデータにしてくれる会社もあります。

札幌だと「ゆほびか」さんが有名だと思います。もし素人がフィギアなどを制作したい場合は最初は外部委託が早いかもしれません。

打合せも親身になってくれますし、「お互いに満足できるものを作りたい」というゆほびかさんの思いも伝わってきたので、何か1個の物を作りたいだけなら外部委託も選択肢の一つだと思います。

以上、3DプリンターのCADデータの入手方法でした。

まずは、あなたのアイディアを形にしてみて下さい!

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