二酸化炭素削減は世界にとって喫緊の課題です。
最近EVに注目するようになり、いろいろ調べていくうちに、
私の住む街、札幌は全国と比較しても驚くほどEVが普及していないとわかりました。
ご存知のように北海道は何も無いだだっ広い台地が広がっており、うっかり電欠に
なっちゃうと死ぬ目に合う可能性もあります。(^^;
どこまでも何も無い道...
そんな環境がEVの普及を妨げてるんだなぁとは、思いますが、そんな事を言っても
世界の環境が良くなる訳では無いので、今後の事を考えてみましょう。
次世代自動車振興センターに国内EV保有台数が掲載されています。
http://www.cev-pc.or.jp/tokei/hanbai.html
これによると、
2017年度のEV台数は
日本国内で、103,569台
その内札幌は 439台
なんと...衝撃の 僅か 0.4%!
ちなみに、日本国内の自動車の総数はざっくり6000万台です。
EVは0.17%! すくなぁ~ (2017年度)
凄い勢いでEVが増え続けてます。
世界では2017年度から2018年度で、およそ1.8倍のペースで増え続けてます。
もし、この勢いで増え続けると10年後には何と!
日本国内で 3,000万台を超えます。
...いや、まぁそんなペースでは増加は続かないと思いますが...
つまり国内の自動車の半数がEVって事になります。
まぁ生産設備の方が追い付かないと思われるので現実的では無いかもしれませんが。
ところで、環境省のホームページに日本の約束草案
(2020年以降の新たな温室効果ガス排出削減目標)
と言うのが掲載されています。
https://www.env.go.jp/earth/ondanka/ghg/2020.html
これによると、
エネルギー起源CO2の削減目標は
2013年12億35百万tから2030年9憶27百万tに削減する事が目標となっています。
つまり、10年後に3憶800万tの削減が目標
因みに、2016年度は12億6百万t...あんまり減ってないねぇ
この中で自動車の占める割合はどのぐらいなんだろうかと気になりましたが
詳しく掲載されているページを見つける事が出来なかったので、見つけ次第ご報告します。
誰か知ってたら教えて下さい。
で、何が言いたいかと言うと
もし、さっき言った通り 3,000万台がEVになったらどのぐらいCO2が削減されるのか?
て事で調べてみました。
世界のCO2の排出割合は、
全国地球温暖化防止活動推進センターが、世界と日本の現状を掲載してます。
http://www.jccca.org/trend_japan/state/
中国28.4% 米国15.4% インド6.4% ロシア4.8%
これに次いでワースト5位 日本 3.5% です。
人は自分の身に降りかかって来ないと中々痛みを感じないものですが、
のんびり構えていられる程余裕はないと思います。
もちろん、中国や米国にはもっと努力してもらわなければなりませんが
だからと言って私達はまだ、やらなくても良いという論理にはなりません。
我が街札幌市のホームページにも良い資料が掲載されています。
http://www.city.sapporo.jp/kankyo/zidousya_kankyo/teikougaisya.html
補助金を出しているので、その詳細が掲載されているのですね。
EVにすると1台あたり、年間1.3tのCO2が削減されるみたいです。
ちょっと計算してみましょう。
1台1.3t × 10年後の国内3,000万台 = 3憶9千万t
2030年の削減目標は3憶800百万t...
あれ?
達成しちゃった!
みなさんEVに乗りましょう。
国内の自動車の半分がEVになれば、排出ガス削減の先進国です!
残り半分は私達が開発している新型自動車が引き受けます!(10年後)
(^〇^)
この記事へのコメントはありません。