Fan Roter Engine ファンローターエンジン

FANローターエンジンの開発・・・その3

ローターの側面に吸気口を付けた方が良さげなのはわかりました。

実際にやってみたら....

・・・あれ?

困ったな、ローターが回転すると吸気口を塞いでしまう。

これを解決せねば!

って事で、吸気口を2つにする案はどうでしょうか?
排気口だってシリンダー毎に排気口があって、たこ足とかあるし
吸気口が複数あってもいんじゃない?

そんな訳で、ちょっと変更してみました。

まず、第1吸気口、2つのローターが閉じた状態から、回転するのに合わせ
吸気口が徐々に開いてきて、吸気が始まります。
ローター(青)が3°回転した時に、ローター(赤)は1度回転しています。
つまり、2°分の隙間が出来て吸気が始まります。

ローター(青)が30°回転した時にはローター(赤)は10°回転しています。

さらに
ローター(青)が90°回転した時、ローター(赤)は30°回転して、第1吸気口を
塞いでしまいます。

が、しかし!

ローター(青)がさらに回転すると、ローター(赤)は第1吸気口を塞いでいますが、
第2吸気口が開き始め、吸気を引き継いでいきます。

以降はローター(青)が120°<150°<180°と回転し続けても第2吸気口は開いた
ままで、圧縮が始まるまで塞がりません。

そして、今度はローター(赤)が回転し始めると吸気した混合気を圧縮し始めます
(正確には、吸気口は30°回転しないと塞がりませんので、30°回転したあとから
圧縮を始める事になります。)

以降、次の爆発行程に進むまで吸気口は塞がっているので、取り込んだ混合気を
圧縮できるはずです。
(密閉シールの問題は別途考慮します。)

うん! 大雑把ですが、なんとか出来そうですね。

吸気口を開く・閉じるに合わせて何か弁のような物が必要でしょうか。

 

関連記事

  1. FANローターエンジンの開発・・・その4
  2. FANローターエンジンの開発設計!
  3. ついにやってきたSwirlGear試作品!!!
  4. Herringbone gears !!!
  5. エンジンオイルはなぜ必要?
  6. 2018年 新しい自動車メーカー誕生!
  7. FUNローターエンジン、ついに生まれる。
  8. FANローターエンジンの開発・・・その5

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。
PAGE TOP