Fan Roter Engine ファンローターエンジン

FANローターエンジンの開発・・・その5

吸気・圧縮は出来そうな事が分かったので、爆発と排気を考えます。

排気口をどこに設けるかですが、案としてこうです。

まず、爆発時は圧縮と同様に密閉された空間があれば良いので簡単ですね、
キチンとシール出来るかどうかです。
(図の吸気・排気口の点線で表してるは閉じた状態)

最初の爆発(最大化)が終わると、排気に移るのですが、ローターの逆側で次の
爆発が発生します。

 

次に排気ですが、最初の爆発が終わった直後に、閉じていた第1排気口を開いて
排気を始めます。ローターが回転しているので、ガスは押し出されます。
ローターが180°回転した時に、第1排気口が塞がれてしまいます。
(この時、次の爆発に備えて第1排気口は閉じます。)

が、さらに回転を続けると第2排気口が開いて、排気を継続します。

次の爆発が最大化する時に合わせて第1排気口を再び開きます。

最初の排気が終了すると、次の吸気行程が始まります。その3に戻る

吸気(排気)>圧縮(吸気)>爆発(圧縮)>排気(爆発) こんな感じですかね。

 

ん?
別に吸気・排気口は同じ側にあっても良いのか...

ま、それはハウジングを2つにする時に考えます。
通常のロータリーエンジンも2つのロータリーを重ねてますので、
回転バランスと排気量の問題で2つになってるのかな?

(2ハウジングで、4気筒に相当する事になります。)

 

しかし、吸気口・排気口を閉じたり開いたりする動作の制御と、ちゃんと
密閉シール出来るのかを考えると、細かいところで苦労しそうな予感・・・

 

まぁ何時だって課題は山ほど見つかるものなので、気にしないで次々!

次はハウジングを2つにするかどうかは後にして、点火の問題を考えます。

 

 

関連記事

  1. Swirl歯車とは?
  2. 未来のFun(楽しい)車作り~Hiroの未来予想~
  3. 新エンジンの仕組み...その1
  4. エネルギー効率を上げよう!
  5. NCTech_InfoGraphics
  6. Swirl歯車とは?...その2
  7. FANローターエンジンの開発・・・その3
  8. エンジンオイルはなぜ必要?

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。
PAGE TOP