FANローターエンジンの開発・・・その4

2019年5月19日

吸気は何とか出来そうなので、次は圧縮行程です。

まず、開いている第2吸気口をどうするか...このままにしておいても
ローター(青)が回転していけば、第2吸気口は塞がれる事になるのですが、
如何にも効率が悪そうです。

そこで、吸気口を閉じる為の弁を用意した方がいいかと思います。
通常のレシプロエンジンにしても吸気バルブをカム駆動して開いたり
閉じたりしています。

そこで、こういうのはどうでしょう。
回転バルブ弁です。

この弁を吸気が最大になるのに合わせて、閉じる。
そして、ローター(青・赤)が回転し続ける事で、徐々に圧縮されていきます。

(圧縮しているローターの逆側で次の吸気が始まっていきます。)

そう、もうお分かりだと思いますが、ローターの裏表で同時4サイクルが
タイミングをずらして発生しています。
ローターが2回転する中で2回の爆発が起こるので従来のエンジンよりも
2倍のパワーが得られるわけです。

圧縮行程は簡単ですね、問題は密閉シールをどうするか? ...です。

皆さんご存知のロータリーエンジンは、密閉空間を作り出す為に、
大変な苦労をしたらしいです。
ハウジングと常に接しているオニギリ型のローターの先端にあるアペックスシール
の摩耗が激しく、これを克服するのに様々な素材を試したりして、すごく時間が
掛かったらしいです。

しかし、私達の開発しているFANローターエンジンは、真円のハウジングに
FAN型のローターで内壁に掛かる圧力は常に一定ですから、通常の
エンジンのピストンリングのように、急激に圧力が掛かったりしないので
従来のロータリーエンジンほどは苦労...しない事を期待してます。

...あと、細かい事を言うと潤滑もどうするか考えなきゃ。

さて、次は爆発と排気ですが、爆発時には当然 密閉空間がが必要ですね、
そして排気は逆側の側面からするので、吸気口が閉じていれば問題無いはず!

さてさて、どうなりますが...やってみよう!