ピストンの代わりになるものとして、扇型のFANローターを造ろうと思ってますが、
問題は、どうやったらピストンのように吸気・排気/圧縮・爆発をさせるかです。
その為に、扇型のFANローターを2個を使ってそれぞれを回転させながら、吸気・圧縮・
爆発・排気の4サイクル実現しようと考えました。
その為には、2つのFANローターの回転する速度を途中で、加速したり、減速したり
しなければなりません。
そこで、登場するのが、SwirlGearです。
この歯車は、正面から見ると真円なのですが、実は楕円形にしようと考えています。
...どういう事かと言うと、
まず、楕円形の作ります。
次に、円柱を造ります。
この円柱に、先ほどの楕円を被せると...
絵を描くのは下手くそなので、ちょっと分かりずらいかと思いますが、
YouTubeに参考になりそうな物がありました。
まずは、下記の動画を見て下さい。
注目して欲しいのは、この動画の2分55秒あたりから10秒ぐらいです
二つの斜めになった歯車が噛み合って回転しています。
Mechanical Principles (1930) by Ralph Steiner さんの動画、
normal gears, but cut to engage on diagonals.
とありますが、直訳すると、「通常のギアですが、対角線上に噛み合うように
カットされています」
これって、先ほどの円柱に楕円形が斜めに歯が付いてる状態ですよね。
でもこれだと、回転中の速度に変化はありません。
次は、これに速度変化を与えます。
どうするかと言うと、Swirl歯車です。
中歯車(黄色と青)は、小歯車(緑)の2倍の大きさ、大歯車(赤)は3倍の大きさです。最初は小歯車(緑)と中歯車(黄)が接触しており、途中で中歯車(青)と大歯車(赤)の接触に変わりります。
何故なら円周の一部にしか噛み合う歯が付いてないからです。
つまり、回転途中で歯車の接点が変わる事で速度変化が生まれます。
最初は、小(緑)歯車と中(黄)歯車が接触しており、途中から中(青)歯車と大(赤)歯車の接触に変わります。
後は、これをスムーズに接点移動させる為に斜めに楕円を描くように
組み合わせるという事になります。
(楕円を描くようにって部分が非常に難しいのですが、詳細はまた後日アップします。)
赤いラインが接点が移動する軌跡です。
後は、実際の物を見ないと、ちょっと理解しずらいと思いますので、出来上がったら、皆様にご披露させて頂きます。
たぶん...もう少し1ヶ月ぐらいで...お楽しみに~~
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